2頭追う者しか2頭を得ず!

32歳男のライフハック。

年間数本しか映画を見ない僕のおススメ映画を伝えたいんだ。伝えさせてくれよ。

タイトルの通り、僕は年間に数本しか映画を見ません。そして、集中力と感受性の欠落により、1本の映画も途中で見るのを止め、2.3回に分けてみるレベルです。

でも、そんな僕がおススメする映画てなんか逆に説得力と信憑性があると思うんです。

だから、あえておススメさせてください。ネタバレは一切ありませんのでご心配いりません。

 

年間数本しか映画を見ない僕がおススメする洋画3選

 

 

その1

バタフライ・エフェクト

レンタル開始後に見て、なかなかおもしろい映画だなと感じていましたが、この映画にドップリとつかったのは 僕が25歳くらいの時でしょうか。

当時、僕は気になっている女の子をデートに誘い、完璧な手応えを掴み帰宅しました。

翌朝目を覚ますと、その女の子から1通のメールが届いていました。

『もう2度会わない方がいい』という驚愕の内容に、すぐさま美容室を予約し、失恋の断髪を行いました。

初めて行く美容室で、なおかつ飛び込みの予約でしたので、カット中に美容師さんは僕に尋ねました。

『当店初めてですよね?ご紹介とかですか?』

僕は答えました。

『今朝、メールで女の子にフラれました。失恋と言えば断髪なので。』

その時の美容師さんの苦笑いは今でも忘れません。

断髪後、僕は無性にこの映画を見たくなりました。

レンタル後、薄暗い部屋でこのバタフライエフェクトを見て、精神を立て直しました。

 

その2

僕のワンダフル・ライフ

 

 割と最近の映画で、友人のお勧めから見たのですが、控えめに言って最高です。

こんなにもこの映画に感動したのは、僕自身が犬を飼っているからかもしれません、

 僕の犬への愛情は過去の記事から確認して頂ければ幸いです。

chocomic.hatenablog.com

 

 

chocomic.hatenablog.com

 

 

chocomic.hatenablog.com

 

その3
ロード・オブ・ドッグタウン

 

 

この映画はスケボーにハマっていた当時19歳の僕のスケボーと恋愛へのモチベーションを高めてくれた映画です。

大学生の僕は、アパートの前の道路でひたすらオーリーというスケボーをやる上で欠かせない初歩的な技を練習していました。しかし、約1年間程練習しましたが、運動神経が皆無の僕はそのオーリーすら習得する事なく、所持していたスケートボードを友人に譲るという手段で強引にスケボーを引退しました。

 

以上3つの映画がおススメです!

チェケラ!

地方の木工所でお手伝いをした話

 

 

普段僕は営業の仕事をしているのですが、注文を頂いている商品の納品が間に合わなそうという事態が発生。仕入れ先の木工所にお手伝いに行くことになりました。そして先日、1泊2日の予定で僕たち会社のメンバー5人は県外の木工所に向かいました。

 

1日目

AM5時

自宅を出発。1台のバンで高速道路を移動中、急激な腹痛に襲われ、32歳にしておもらしを覚悟するが、持ち前の忍耐力と自己コントロール能力にて危機を回避。

AM8時

目的地の木工所に到着。想像以上の民家感を目の前に、

『ほんとうに木工所?』

という不信感を感じつつも、木工所を仕切るダンナさんに挨拶。

そこにはダンナさんの他に5人ぐらいの従業員のおじいちゃん(平均年齢70歳)が作業をしていました。

 

AM9時

作業スタート。ダンナさんから身振り手振りの指導を受けるが、最終的に素人の僕に回ってきた仕事は、

ドライバーでネジを回す仕事だった。

 

AM 12時

お昼休憩。

田舎の為、近くにファミレスなどはなく、唯一見つかった定食屋にて昼食。

10点満点中4点。

 

PM1時

作業再開。ひたすらドライバーでネジを回す。指の皮がめくれる。

 

PM3時

休憩。従業員のおじいちゃん達の輪に入れずに1人、外でお茶を一気飲み。

 

PM5時

従業員のおじいちゃん達は退勤。

僕達はキリがいいところまで作業続行。

エアガンみたいの道具でホチキスを打ち付ける技術を習得。ひたすらホチキスを打ち続ける。

 

PM8時

本日の作業終了。

ダンナさんに

『盗める技はどんどん盗んでください』と言われたが、

疲れ本業はこれではないという気持ちからピンとこない。

 

PM9時

夕食をとり、ビジネスホテルに宿泊。

大浴場にて体重測定、体重1キロ減。

 

2日目

AM8時

木工所に到着。

すぐに腹痛を発症。木工所のトイレがあまり綺麗ではない為、潔癖症の僕は近くのコンビニまで車で移動。再度持ち前の忍耐力で危機を回避。

 

AM9時

ダンナさんからの指示で、出来上がった商品の梱包用にダンボールを17箱組み上げる。結果的にこの日商品は出来上がりきらなかったので、15箱のダンボールが余ることとなるが、この時の僕は気づかない。

 

AM10時

旦那さんから

『おい、若い衆!若いんだから1番動けるよな!』

と渇を入れられ、木の板に穴をあける作業を任せられる。

周りを見渡す限り、

1番簡易的な作業に思えたが、

旦那さんの期待に応えるべく頑張る。

 

AM12時

お昼休憩。

昨日の反省を活かし、少し時間はかかるが全国展開のメジャーな飲食店にて昼食。10点満点中9点。

ここでの話合いで、作業の進み具合を考慮し、1泊2日の予定を延長し、2泊3日への変更が決定。

 

PM1時

作業再開。

ここまで習得した技術を最大限に使い、ドライバーでのネジ回し、エアガンみたいな道具でのホチキス打ちをひたすら行う。

背伸びして勝手にカナヅチを使うも、思いっきり手を打ち付け、血豆ができる。

恥ずかしくて誰にも言わず作業を続ける。

 

PM2時

一所懸命作業をしていると、横からダンナさんが覗き込みながら、

『君、才能あるよ。』

とつぶやき、その場を去っていく。

 

PM3時

休憩。

ダンナさんからお茶とバナナをもらう。

『ありがとう、ダンナ!』

気がつくと、ダンナさんをダンナと呼び始める。

 

 PM5時

おじいちゃん達退勤。

作業の進み具合に絶望を感じつつも、僕ら5人は残業。

 

PM8時

キリがいいところまで作業を進め、僕達も退勤。

 

PM10時

ビジネスホテルでチューハイを1口飲み爆睡。

 

3日目

AM8時

3日目という事もあり、ナチュラルな雰囲気で木工所に入り、今日の作業スケジュールをイメージ。

 

AM9時

従業員のおじいちゃんに手伝って欲しい作業があり、やり方を教える。

おじいちゃんは

『おまえ、オレに教えてくれるんか?』

とニコっと笑い、僕の指示に従う。

 

AM10時

先程指導したおじいちゃんが、

僕の倍以上のスピードと質で作業を進めているの見て、先輩ぶった自分を猛烈に恥じる。

 

AM11時

おじいちゃんがお願いしていた作業を終了。

僕のところに来て、『終わったよ!』と報告してくれる。

『ありがとう!職人さん!』

さりげなく、おじいちゃんの呼び方を職人さんに変更する。

 

AM12時

お昼休憩。

もう少しで目標の作業が終わりそうなので、お弁当をかっこみ、作業再開。

 

PM2時

ラストスパート。

メンバー一丸となり、目標の作業を完了。

 

PM3時

出来上がった商品をバンに積み込み、帰路につくことに。

ただ、

なんだか、

最後にもう一度、

ダンナと職人さんに挨拶したくて

バンから降り、作業場にダッシュ

『3日間ありがとうございました!!』

ダンナと職人さん達は、作業をしながらニコっと笑い、僕も笑顔でその場を後にした。

僕は作業場からバンまでの10メートルを歩く。

その10メートルの間、僕の頭上には台風前の雨雲が広がりながらも、

頭の中では3日間の思い出と共に、井上陽水の『少年時代』が流れていた。

 

バイキング・ブュッフェを最高に満喫するたった1つのポイント

今回はバイキング/ブュッフェにおけるプロの嗜み方をレクチャーします。

まずは、僕も含めて皆さんが陥りがちな失敗例をご覧ください。

 典型的な失敗例

空腹に負け、1ターン目から美味しそうな料理や人気のある料理を皿に手あたり次第に盛り付け、テーブルに一回の食事に食べれるか食べれないかの量の料理が並べ、食べ始める。

そして、

「あれ?この料理美味しくないな。」

「この料理思っていた味と違うけど、いっぱいとっちゃったな。。」

空腹に負けてよそってしまった大量の料理の想像とのギャップに悩みながら、無駄な満腹に持ち込まれてしまいます。

気づけば、満腹の状態にも関わらず、美味しさも感じれない状態でで代金分のもとを取るべくひたすら食べ続けている

という状況に陥ります。

これこそ、バイキング・ブュッフェ初心者にありがちな典型的な負けパターンと言えます。もちろん自分の好みに合う料理もあるとは思いますが、好みではない料理で無駄にお腹の容量を埋めてしまう事こそ、一番に失敗なのです。

 

 バイキング・ブュッフェを最高に満喫するのたった1つのポイント

 

それでは、早速教えちゃいます。

それは、 

「リサーチ」

であります。

この「リサーチ」は、

空腹と言う名に悪魔に打ち勝ち、

自分自身の限られた胃袋の容量の為に、

どの料理をどのくらい食べるべきなのか

を自問自答する大切なファーストステップでもありながら、このバイキング・ブュッフェの満足感を大きく左右するターニングポイントになります。

バイキング・ブッフェのプロとアマチュアを分ける最大のポイントと言っても過言ではありません。

 

「リサーチ」とはなんなのか?なんなのさ?

まずは、取り皿を持たずに全体の料理を見回し、今回のバイキング・ブュッフェの全体概要と配置を把握してください。腕は後ろに組み、口笛を吹くぐらいの余裕を持つのが理想的です。

その後一旦席に戻り、水を一口飲み、こうつぶやきましょう。

「さぁ、いこうか。」と。

これは高ぶる気持ちを落ち着かせる大切なルーティンなので必ず行って頂きたいです。

その後、初めて取り皿を持ち、料理をとる1ターン目がスタートします。

そう、この1ターン目こそが重要なのです。

この1ターン目では、先程の全体把握を参考にしつつ

見た目や材料などから自分が絶対食べない(食べなくてもいい)料理以外の気になる料理を1口分づつ皿によそってください。

ここで大切なのは、本当に1口ずつという点です。

例を挙げるなら、

・エビチリはエビ1つ

・パスタは5~6本(フォークで1巻程度)

・サラダは葉っぱ1~2枚

・チャーハンはスプーン1口(できれば米・卵・具全種が収まるように)

・カレーはルーのみ(1口程度の米も可)

 

上記のようにあくまでもテェイスティング(味見)を目的としたよそい方で、1ターンを終えることが重要となります。

一通り気になる料理を1口分ずつよそい、席に戻り、この1口分ずつの料理を口にしてみてください。

そして、それぞれの料理の味を確認してください。

本当に美味しいのか。

自分自身の好みの料理はどれなのか。

見た目や想像と違いあまり美味しくない料理はないか。

をしっかりと把握してください。

そして決めてください。

今回のバイキング・ブッフェで攻める料理たちを。

自分自身のお腹を満たすのにふさわしい料理たちを。

 

その後は、このリサーチによって選ばれた料理たち(通称:今回のレギュラー)をお腹いっぱい食べて食べて食べまくってくださいねっ。

 

ただ、食べ過ぎには注意だぞってへっ。

 

 

やる気のある男子高校生アルバイトの特徴 ~2つのepisode~

今まで経験した2つのエピソードから

「やる気のある男子高校生アルバイトの特徴」

発見しました。

 

episode.1

これは、数年前に僕が飲食店で働いていた時の話です。

その日は、新人のアルバイト男子高校生が初出勤という事で、僕がキッチンでの仕事を教えることになっていました。

出勤後にキッチンに向かうと、そこには1人の坊主頭の男子高校生が立っていました。

 

そんな彼は、

 

「よっしゃ!よっしゃ!」

と、呟きながら、飲食店の調理においては何の意味もない屈伸運動をしていました。

 

僕は一瞬戸惑いを覚えましたが、彼に近づき挨拶を交わしました。

しっかりと挨拶もできて、とても礼儀正しい高校生でした。

その日は彼のアルバイト初日という事もあり、僕の横について説明をしながら調理工程やキッチン内での動きを覚えるという流れとなりました。

一通りの基礎を教えた後、

「とりあえずオーダーが来るまでちょっと待とうか」と、僕の横にいる彼に伝え、

しばらくの沈黙が続きました。

 

 

「よっしゃ。よっしゃ。」

 

 

ふと横を見ると、教えた事をメモした紙を見ながらつぶやいている彼がいました。

初アルバイトの緊張の中、やる気と情熱を抑えきれなかったのでしょう。

彼は無意識のうちに、自分自身に(よっしゃ、やったるで。)と気合いを入れていました。

 

何人もの新人を見てきた僕もさすがに脱帽し、

(こいつ、やる気のかたまりやんけ。よっしゃ、俺もしっかり教えたるで!よっしゃ。)

と、心の中でつぶやいてしまいました。

 

その後、彼は異例のスピードで仕事を覚え、

先輩の大学生に的確な指示を出せるほどに成長していきました。

 

 

episode.2

これは最近の出来事です。

僕は、仕事場の近くにできたニューオープンのステーキ屋さんに食事にいきました。

このお店は、自分の希望のグラムを目の前でカットしてくれるステーキ屋さんでした。

入店後に簡単な説明を受け、早速注文する場所に向かいました。

そこにはカウンター越しに1人の高校生男性スタッフが立っており、

「何グラムにしますか?」

と僕に問いだしてくれました。

200グラムでのカットをお願いしたのですが、カットする前のお肉のかたまりが少なくなっていたようで、冷蔵庫から新しいお肉にかたまりを持ってきました。

そのお肉のかたまりをまな板の上に乗せ、カットに取り掛かりました。

その時でした。

 

「よっしゃ。よっしゃ。」

という声を発しながら、慎重にお肉と向き合っているスタッフの姿が目に飛び込みました。

僕は、その高校生スタッフの一挙手一投足を目で追いました。

その間も時折聴こえてくるは、

 

「よっしゃ!よっしゃ!」

という言葉。

 

よくよく観察していると、新しい肉のかたまりということもあり、カットする前にスジ切りを丁寧に行っていました。

1スジを取り除く度に聴こえてくる「よっしゃ。」

 

(プロフェッショナルやん。よっしゃ、何時間でも俺はスジ切りに付き合うぜ。よっしゃ!)

僕の心の中の応援団長が叫んでいました。

 

そして、丁寧にスジを取り除いた後に、僕の200グラムステーキをカットしてくれました。

スジ切りに力を使い果たしたのか、彼がカットしてくれたステーキは200グラムを若干オーバーしていました。

そして、後ろを振り向くとオーダーを待つ長蛇の列のできていました。

僕は、その男子高校生アルバイター

(君は悪くないよ。この件で君が店長に怒られることがあれば俺を呼んでくれ。)

心の中で呟き、席に戻り焼かれてくるお肉を待ちました。

 

この2つのエピソードから僕は確信しました。

 

やる気のある男子高校生アルバイトは、

自分自身に向けて「よっしゃ」

を連呼することを。

 

仕事仲間にしろ、お客の立場にしてもやる気のある若者に出会えるのは、

非常に気持ちいいものです。

またこんなやる気のある若者に会える日を楽しみにしています。

 

 

ちなみに、僕の高校生時代のアルバイトお話はこの記事から分かるよう、本日紹介した方々の足元にも及びませんでした。

chocomic.hatenablog.com

 

 

 

「ナイナイのお見合い大作戦」のおもしろさを伝えたいんだ。伝えさせてくれよ!

僕には大好きなテレビ番組がある。

 

それは

TBSテレビの「ナイナイのお見合い大作戦」

だ。

 

嫁不足に悩む地方に、番組で公募した女性陣が1泊2日のお見合いをしにその町に行き、その町の独身男性とお見合いパーティーをするの番組なのですが、

 

【1日目】

女性陣到着⇒お見合い回転寿司⇒男性PR&フリートーク⇒男性陣宅へのお宅訪問

【2日目】

最終フリートーク⇒男性陣からの告白タイム

 

という流れで1泊2日のお見合いが進んでいく番組なのです。

 

今の僕にとって、2.3ヵ月に1度のペースで放送される

この「ナイナイのお見合い大作戦」を見ながら

晩酌をする事が、人生において一番楽しいひとときであることは間違いありません。

「ナイナイのお見合い大作戦マニア」こと通称「ナイナイア」の僕が導き出した

「ナイナイのお見合い大作戦が、史上最高に面白いお見合い番組である理由」

を今日は語らせてください。

 

全てはこれに尽きます。

「3時間の番組中に、ハラハラドキドキの恋愛ストーリーを5~6話も味わえる」

 

この番組は、ピックアップした男性or女性及びそれを取り巻く参加者の1泊2日のストーリーごとに放送していくという番組構成なのです。

つまり、

人気女性A子さんの1泊2日に恋愛ストーリー⇒人気男性D男さんの1泊2日恋愛ストーリー⇒幼馴染のB太郎&K一郎が同じ女性に好意を抱き、恋のライバルとして戦う1泊2日のストーリー⇒~~

とう感じで、個々に密着したこの1泊2日の物語を5~6話放送してくれるのです。

ただ単純に1泊2日のお見合いを時間軸に沿って放送する訳ではないのです。

この時間軸を覆す番組構成には脱帽です。

さらにすごいのが

「1つのお見合いストーリー中に、別のお見合いストーリーのネタバレが皆無」

という点です。

カメラワークやカットの構成に細心の注意を払っている事が伺えます。

こんなにも僕を頼ませてくれる番組プロデューサー及び構成作家、そして制作関係者の菓子折りを差し入れたいぐらいです。

 

今日は少しまじめなお話しになってしまいましたが、

ナイナイのお見合い大作戦マニアの僕の熱い気持ちを伝えさせていただきました。

それでは、ナイナイア。

 

コンビニで夕飯を購入したら箸が入っていなくて憤慨しました。

僕は1ヵ月に1度、出張(2泊3日)があり、その期間、自宅を離れビジネスホテルに滞在しています。

期間中、インドア派アルコール中毒予備軍の僕の夕飯は、

コンビニでお酒とおつまみを購入し、1人でホテルで晩酌をする

のが定番となっています。

今回の出張においても、この定番スタイルで2泊を過ごしたわけですが、

コンビニでの夕飯購入時に2日連続で割り箸が入っていない

という、重大事件が起きました

普段温厚な僕ですが、

3日目の出張の帰り際には友人に怒りをぶちまける電話をしていました。

 

僕  「もしもし?もしもし?」

友人A「んっ?」

 

僕  「堪忍袋の緒が切れましたー。はい、切れました。」

友人A「なによ?」

 

僕  「昨日・一昨日とビジネスホテルに泊まってたんだけどさ、俺ってコンビニで夕飯買って帰って、部屋で1人で食べるのが定番じゃん?」

友人A「うーん。」

 

僕  「はい、1日目の夜です。コンビニで夕飯買って、帰って部屋で食べようとしました。はい、箸が入っていません。はい。」

友人A「あー。」

 

僕  「まー、いいよ、ホテルで割り箸ぐらいもらえるし。でもさ、さぁ食べようのタイミングで箸がない事に気づいて、フロントまで箸貰いにいくだるさよ。」

友人A「まーね。」

 

僕  「はい、2日目の夜です。以下同文です。はい。」

友人A「えー。」

 

僕  「何が悲しいかって、俺の知る限りだけど、今回のコンビニのレジ店員は半年以上は働いてるベテランよ。よくこのコンビニ利用するから顔覚えてるのよ。接客もいいし、レジも早いから安心してた俺がバカだったわ。」

友人A「ベテランだったのかー。」

 

僕 「2日間とも同じコンビニの新人ぽい店員のミスなら、まだわかるよ?でも2日間共に違うコンビニで、なおかつ、2人とも明らかに新人ではない訳よ。しかも、1人は俺が信頼をおいてるベテラン店員よ。こんな初歩的なミス信じられないわ。」

 友人A「確かにね~」

 

僕 「わかってくれる?ありえないよね~。」

友人A「ほんと、店員の判断わかるわ~」

 

 僕 「えっ?」

 

ここで話を整理します。

コンビニで夕食の購入時に2日連続で割り箸を入れてもらえなかった僕の愚痴に対して、

友人A(年齢的には僕より1歳年下の後輩にあたる)が放った一言は

「店員は悪くない」的な衝撃的な一言でした。

 

それでは会話の続きをどうぞ。

友人A「確かに同じ店舗の新人店員の2日連続のミスだったら、おまえの言う通りだけどさ。違う店舗の違う店員が、箸を入れなかったって事は、やっぱり何か意味があると思うんだよね。」

僕「う、うん?」

 

友人A「例えば、

(このお客様は手で食べそうだな、箸お入れすることはこのお客様にプライドと生き方を傷つけかねない。あえて箸はお入れしませんよ、お客様。)

とか

(このお客様はきっと先輩にパシらされているに違いない。箸が入っていないという些細な事ですが、パシらせた先輩を困らせてやってください。責任は僕(店員)が持ちますよ、お客様。)

そういう考えがあったんじゃないかな?」

僕 「そんなことあるかな?(笑)」

 

友人A「おまえは、相手に対してベクトルを向けてるけど、たまには自分自身にベクトル向けてみなよ。」

僕「う、うん。。」

 

友人A「これは自分を見つめ直すいい機会かもね。ゆっくり考えなよ。じゃあな。」

僕「あ、ありがとう。。」

 

ただの愚痴に対しての賛同を求めた僕は、友人A(1歳年下の後輩)に、お前呼ばわりで叱責される事となりました。

 

電話を終えた後、僕は考えました。そして悩みました。

 

いつからだろうか。

コンビニで割り箸を貰えるのが当たり前だと思うようになったのは。

無料のサービスを当たり前だと思うようになったのは。

おでんを買えば薬味を貰えるのが当たり前だと思い、

グラタンを買えば、先っちょがフォークみたいになってるスプーンを貰えるのが当たり前だと思い、

僕はなんて贅沢な生き物なんだ。

 

そして、僕はやっと気がつけたのです。

 

今回のコンビニ店員さんは決して悪くない。

この発達し過ぎた日本のコンビニ様に甘えていた僕の考えが間違っていたのだ。

今回の件による僕の怒りは、

「世の中の当たり前を、勝手に自分に中で作っていた僕の考えが生んだ一方的な怒り」

なんだと。

 

そしてこの件に限らず、

物事への不満は、

まず自分自身に考えや行動に目を向けなくてはいけない。

のだと。

 

 そういえば、ニーチェも言っていました。

「自分の事も思い通りにできないのに、他人を思い通りにできると思うな」

的なことを。

超訳 ニーチェの言葉

超訳 ニーチェの言葉

 

来月の出張が楽しみです。

千葉県木更津の道の駅「うまくたの里」の魅力を伝えたいんだ。伝えさせてくれよ。

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千葉県木更津市にオープンした

道の駅木更津「うまくたの里」

 に立ち寄りました。

 

この「うまくたの里」の魅力をお伝えしようと思いましたが、

公式ホームページの完成度が完璧過ぎだったので辞めます。

ぜひ、公式サイトをご覧ください。

chiba-kisarazu.com

 

 ただ、この公式ページからは伝わらない

「僕が実際に体験した最高のうまくたストーリー」

を伝えさせてください。

では、

「想像以上に近すぎる生産者と消費者の距離最高に気持ちいいぜ!うまくたの里の巻」

 ご覧ください。

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店内は、このような感じで地元の生産者の方が育てた野菜や加工食品が陳列されていました。

3連休の中日ということもあってか非常に混雑しておりました。

 

そして、僕が加工食品コーナーを見ている時にその感動体験は訪れます。

僕は、お漬物を凝視しているある1人のお婆ちゃんに目を向けました。

 

(年配の方はお漬物好きだもんな~。)

なんて思って、同じコーナーにある違う商品を眺めていると、何やらやけに視線を感じました。

先ほどお漬物を凝視していたお婆ちゃんでした。

お漬物を触りながらも、視線は僕に向けているという状況に一瞬戸惑いを覚えましたが、ふと思いました。

 

(このお婆ちゃん、お客さんではない。もしかしたら。。)

 

あまりの視線に耐え切れなくなった僕はお婆ちゃんに話しかけました。

 

僕 「もしかして、このお漬物を作った方ですか?」

 

お婆ちゃんは、

(やっと気づいてくれたのぅ。この若造がぁ。ここからはアタシのターンやで。)

と言わんばかりの表情で、僕の質問に答えてくれました。

お婆ちゃん「そうっ!これアタシが漬けた漬物なのよ!これアタシの名前ね!

と、そのお漬物の商品タグに記載されている生産者の名前を指差しました。

 

僕 「すごいですねー!お婆ちゃんが作ったお漬物なんですね~」

と、返答した瞬間、いやかぶせ気味に

 

お婆ちゃん 「買う?買う?美味しいよ!」

と、おススメしてくるお婆ちゃんにかわいさを感じながらも、

 

僕 「この後遠出するから要冷蔵の商品は今日は買えないんだ。ごめんね。」

と伝えました。

すると、一瞬、寂しそう表情をしたものの、

 

お婆ちゃん 「そうかい!それはしょうがないね!」

と言ってくれました。

 

このお漬物は「¥290」でした。そのくらい買ってやれよと思う人もいるかもしれません。ただ、

(このお婆ちゃんは、ただ買って欲しいのではなく、自分が漬けたお漬物を美味しく食べて欲しいんだ。購入後すぐに食べる予定もなく、常温で保存せざるをえない僕が買う事は、このお婆ちゃんと、このお漬物に対する裏切り行為だ。)

 と感じ、購入はせず、その場を後にしたのですが、その後もお婆ちゃんはお客さん達に嬉しそうにお漬物をお勧めしていました。

勝手な想像ではありますが、このお婆ちゃんにとって、この「うまくたの里」がオープンし、そこに自分の商品が陳列されることは、人生の活力になっているんだなと感じました。

品揃えや安さなんかよりも、関わる人を生き生きとさせるこの道の駅に感動しました。

 

 (次はクーラーボックスと持ってくるぜ、お婆ちゃん。アディオス。)

と心の中で呟き、僕は道の駅を後にしました。

 

 公式サイトには及びませんが、撮影した写真を載せておきますね。ウマウマ~。

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 まとめ

千葉県の木更津近辺に行くときは、ぜひ寄ってみよう「道の駅・うまくたの里」。

そこには、ピーナッツだけではない千葉県の色々な魅力があった~。